職種紹介 JOB

川池裕朗

  • メカエンジニア

  • 工学部 機械工学科
  • 2009年入社
  • 川池裕朗

※文章内に略称、専門用語を使用しております。
BNAL: バンダイナムコアミューズメントラボ
筐体: ここではアミューズメントマシンを指しています

入社の経緯(就活の軸含む)と入社後の印象

大学時代に将来はモノ作りに携わりたいと漠然と思っていました。

就活が始まる頃に一番作りたいものはなにかと考えたとき、産業機械のような消費者が触れることができないモノよりも、お客様が実際に触れて喜んでいる姿を見られるものを作りたいと考えました。

実際の仕事でも「お客様がどうしたら楽しめるか」などを考えながら設計しており、思った通りの仕事でした。

川池裕朗

キャリアの中で
苦労したけど印象的な思い出深いエピソード

入社して初めて設計したゲーム機が大型マスメダルゲームでした。

とても規模の大きいプロジェクトで設計要素も多く、プロジェクトスタートから発売、故障対応すべてを終わるころには3年が経過していました。

設計はとても苦労しましたがこのプロジェクトで製品開発の流れ、メカエンジニアとして必要な技術をすべて叩き込むことができ、今ではとても有意義な時間だったと感じています。

現在の仕事とそのやりがい(楽しさ)

入社から今までメカエンジニアとして筐体設計はもちろんのこと、企画案を考えてプレゼンするなど設計だけに縛られない仕事を行ってきました。

自分で設計したゲーム機でお客様が遊んでる姿を見れたり、自分の子供が楽しんで遊んでる姿を見ることができ、とてもやりがいのある仕事だと感じています。

BNALがもっとワクワクした未来を作るための課題と、自分の取り組み

業務用ゲーム機は家庭用ゲームやスマホゲームに比べ実際のモノを設計し製作する期間がかかるので、どうしても発売まで時間がかかってしまいます。

流行りそうなコンテンツのゲーム機を作ったとしても、できたころにはブームが去ってしまう可能性があります。なので常に情報のアンテナを張り巡らせ、いち早く最新の情報をキャッチできるように心がけています。

川池裕朗

プライベート/オフタイムの過ごし方

川池裕朗

モノ作りが好きなので自宅の家具や子供のおままごと用キッチン、ペットのケージ、キャンプ道具などを3DCADで設計し、ホームセンターに材料を買い出しに行き、工具を一式そろえて、子供と作っています。

作った道具を持って、子供とキャンプに行き、一緒に焚火をしているときがとても幸せな時間です。

手になじむこだわりの愛用道具紹介

愛用の品:インパクトドライバ

愛用の品:インパクトドライバ

仕事でも、プライベートでもこのドライバーを愛用しています。
最近では家庭で子供の要望を聞きながらCADで設計して
完全オリジナルのおままごとキッチンを作りました。

個人年表(キャリア/開発実績)

2009年

入社

ポケモンメダルワールド

初プロジェクト。苦難の連続……

2013年

ポケモンメダルワールド

プロジェクト完了

IAAPA出張

シンガポールで行われたゲームショーに大型筐体を設置

2014年

シンクロニカ

音ゲーへの挑戦。紆余曲折の末、何とか発売

2016年

企画に軸足を移す

不慣れな仕事の連続だが企画を立てる能力を身につける

学習用VRコンテンツ

危険な作業の教育に利用するVRコンテンツをディレクション

2017年

メカエンジニアに軸足を戻す

企画の能力を身につけたメカエンジニアとして働く

2018年

クレナハイブリッド

初の中国生産を経験。広州の料理はどれもおいしい!

2019年

ドタバタシーソー

ゲームセンターではない施設へ設置する筐体を設計
現場施工の知識を得る

一日のスケジュール

09:00出勤

子供を幼稚園バスに預けて自宅を出発

10:00会社到着

メールを一通りチェック

11:00試作品設計

試作品を設計し、成形品を3Dプリンターで出力開始

12:00昼休憩

会社の周りにある弁当屋さんで弁当購入。自席で食べる。

13:00部品製作

午前中設計した板金部品を1階工作室で製作。

14:00

シャーリング、ボール盤で定尺板金から切り出し。

15:00

ベンダー、溶接機で部品を仕上げる。

16:00部品組み立て

午前中に始めた3Dプリントが終了。
板金部品と成形品を組み立てる。

17:00動作検証

製作した試作品が意図した通りに動作するか検証。

18:00退勤

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