プログラマー

究極の目標は 自分たちの創ったもので 世界を笑顔にすること。

Y.K

プログラム部 
2010年入社

入社の経緯と
現在の仕事

ゲーム制作の仕事以外考えられず
大胆な行動に出た。

小学生の時、図書館で本を借りてきて、PC-9801(1982年に発売された16ビットパソコン)を使って初歩的なゲームを自作したことが原体験です。大学ではコンピュータの動く仕組みを学び、組み込み系の研究室に所属、大学院への進学も決めていました。ところが、4年生になってゲームメーカーN社が開催した学生向けのゲーム制作セミナーに参加したことでゲーム作りの楽しさを思い出し、どうしてもゲームを作る仕事に就きたくなりました。セミナー終了時はすでに12月で、新卒の採用活動は終わっていたのですが、大胆にもゲーム制作を仕事とする会社に軒並み応募してみたのです。多くの企業に断られましたが、私の事情をマルッと受け入れてくれたのが当社でした。現在は「マリオカート アーケードグランプリDX」などのドライブゲームや「屋内・冒険の島 ドコドコ」などの施設にまつわるアソビを担当する部署で、プロジェクターやセンシングデバイスを使った施設系のリードプログラムを担当しています。

印象的なエピソード

プログラマーが“無理”と言ったらそこで全てが終わってしまう。
建設的な意見が求められている。

入社2年目の時、当時40代のディレクターに呼び出され、「プログラマーが“無理”と言ったら、そこで全てが終わってしまうだろ」と苦言を呈されました。和気藹々とした雰囲気で仕事をすることが多かったので、このお叱りはとても印象に残り、今でも行動指針の一つになっています。論理的にあるいはコスト的に考えて、ブレーキ役になるのもプログラマーの役割ではありますが、「どうすれば実現できるのか」という視点で考えた提案をするなど、建設的なコミュニケーションをすることが求められているのです。プログラマーの仕事はPCに向かってコードを打ち込むだけでなく、多くの部署の人やプログラマー同士と連携していく場面が数多くあります。そんな中で信頼され、「この人になら仕事を任せられる」と思ってもらうことが何より大切です。プログラマーのあるべき姿を教えられた貴重な経験として、叱ってくださったディレクターの方には本当に感謝しています。

Schedule

  • 8:00
    運動

    テレワークで運動不足になりがちなので
    体を動かすゲームで適度に動く

  • 9:00
    始業

    パソコンを立ち上げ、Slackやメールをチェック

  • 10:00
    打合せ

    自分のプロジェクト、課のメンバーが参加している朝会など
    に顔を出し、みんなの状況把握・情報収集を行う

  • 11:00
    書類作成

    打合せのフィードバックを受けて、
    ドキュメントにまとめる

  • 12:00
    昼休み

    昼食は軽く済ませ、空き時間を利用して趣味のゲームを
    プレイ(年間100本は遊んでいる)

  • 13:00
    実装

    朝会などで要望があがった機能などを実装

  • 14:00
    確認

    出来上がったサンプルを依頼者(企画など)に
    確認してもらいフィードバックを受ける。
    このイテレーションサイクルをいかに早く回すかが重要!

  • 15:00
    実装

    フィードバックを受けて、さらなるブラッシュアップ

  • 17:30
    終業

    家事や子どもの対応など、
    ここからのが仕事中より慌ただしい!?

今後の目標と
就活生へのメッセージ

組織の継続的な成長と、
チームパフォーマンスの最大化に取り組む。

みんなが驚くもの、みんなが集まって笑顔になれるようなアミューズメントゲーム、リアルエンターテインメントを創ることが今後の目標で、究極の夢は「自分たちが創ったもので、世界を笑顔にすること」。今はそのための新技術の情報収集や獲得に力を入れているところです。また最近、係長を拝命、部下5人の育成も手掛けることになりました。年次的にも立場的にも好き勝手やれるフェイズは卒業かな、と思っています。個人としての成果だけでなく、組織の継続的な成長とチームとしてのパフォーマンスの最大化に取り組んで います。
自分の入社経緯もそうですが、モノづくりに熱意のある人、何か面白いことを思いついたら、創ってみないと気が済まない人を待っています。「誰かを楽しませたい」「笑顔にしたい」という“おもてなしの精神”を持っている人は大歓迎。そういう人は一緒に働く人にも自然とその精神が発揮され、チームの空気もよくしてくれます。

MyPortfolio

大学4年生の時にN社のゲームセミナーに参加、「うごうごトリニティ」なるゲームを作成しました。参加には選考があり、選ばれた人たちでチームを結成、半年がかりでゲームを制作します。私はサブディレクター兼プログラマーという立ち位置で参加しました。7人1チームで試行錯誤、途中、意見の対立なども経験、さながら現在の仕事のプロジェクトのような体験ができました。余談ですが、このセミナーで妻とも出会いました。

取材日:2025年1月
※掲載内容は、取材日時点の情報となります。