プランナー

世代も国境も超え 「太鼓の達人」を 楽しんでもらいたい。

Y.E

企画1部 
2008年入社

入社の経緯と
現在の仕事

プランナーはアソビの方向性を決め
開発を主導していく。

幼稚園生だった頃、ファミコンのバイクゲームで、自らコース設定することに夢中になったのがゲームにおける原体験で、以来、遊びとしてゲームに親しんできました。大学では環境問題を学び重要な社会課題だと認識しましたが、仕事として向き合う気持ちにはなれず、自分にとって楽しいことを仕事にしたいと考え、ゲーム業界を志望しました。当社に決めたのは、リアルなエンターテインメントを志向していることや、プラットフォームを問わずにモノづくりができる自由さに魅力を感じたからです。入社後ほどなく「太鼓の達人」のプロジェクトに加わり、以後、一貫して携わっています。当社のプランナーは、ゲームタイトルの運営を担うグループ会社と連携しながら、アソビの方向性を決め、開発を主導していく役割です。私自身は現在、「太鼓の達人」全般の運営と開発の統括、それにまつわるメンバーのマネジメント、ゲームセンター版「太鼓の達人」の開発プロデューサー兼ディレクターを務めています。

印象的なエピソード

ユーザコミュニケーションを活性化して
生の声を収集。

2010年、「太鼓の達人」のディレクターに就任した時、SNSを活用したユーザとのコミュニケーションを活性化するため、自分自身を積極的に前に出して、ユーザの輪の中に飛び込んで行ったことが印象に残っています。おかげで「太鼓チームのエトウ」として社内外で名前を知られるようになりましたが、目的は「太鼓の達人」を楽しむ人たちに盛り上がっていただくことと、ユーザの生の声を収集して開発に活かすことでした。ディレクターとして開発のゴールをメンバーに示す必要があり、なぜそのゴールを設定したのか、納得感のある形で論理的に説明できなければなりません。その意味で、生の声を収集する手段の一つとして、ユーザコミュニケーションの活性化は有力な手段だったのです。筐体をリニューアルするタイミングでもあり、忙しくも楽しい仕事でした。その後、2018年にも再リニューアルを実施、海外展開が加速していったのもこの頃からです。

Schedule

  • 9:00
    家事 / 育児

    子どもを保育園に登園させる

  • 10:00
    始業

    テレワーク開始。
    1日の予定を確認、個人作業のタイミング、内容を決める

  • 11:00
    出社のための移動時間

    電車の中でメンバーへの指示出しやSNSチェック

  • 12:00
    昼食

    チームメンバーと一緒にランチタイム、
    最近はまっているゲームの話題で盛り上がる

  • 13:00
    意見交換会

    メンバーと意見交換しながら、
    次のアップデートの予定や内容を相談

  • 14:00
    実機チェック

    開発中のものを実際に遊ぶ中で、
    意図した通りの体験になっているかを確認

  • 16:00
    定例会議

    「太鼓の達人」の運営状況の確認や、
    この先の戦略を相談

  • 19:00
    退勤

    子どもと入浴、一緒にゲームをする。
    寝かしつけた後は自分のゲームの時間

今後の目標と
就活生へのメッセージ

自分たちで創り出したアソビで
世界中の人々を楽しませたい人には真剣に挑戦できる土壌がある。

「太鼓の達人」のゲームセンター版は、現在世界で約5,000台以上稼働していますが、これを1万台に引き上げることを目標としています。また、20年以上続いてきたことで、親子で楽しむシーンも目にするようになってきました。親が楽しんだゲームを子どもと共に楽しむという循環を継続させていきたいと思います。
こうした目標を達成するために、①展開地域の拡大、②各地域でのファンの育成と増台、③知的財産権の活用検討、などが必要です。現在、「太鼓の達人」は中国をはじめとするアジア各国やアメリカで楽しんでいただいていますが、これをもっと拡大していきたいと考えています。また、ゲームセンター以外の場所で楽しんでいただく上で、知的財産権を活用したビジネスに可能性を感じています。当社では、自分たちで創り出したもので、世界中の人を楽しませることができます。そこにやりがいを感じる人には、真剣に挑戦する土壌があるので、ぜひ仲間に加わってほしいと思います。

MyPortfolio

小学生の時にピアノを習っていて、その後もピアノやギターに親しんでいました。高校生の時はバンドを組んでいて、大学では吹奏楽で打楽器を担当していました。「太鼓の達人」は音楽ゲームなので、音楽と触れ合ってきたことは役に立っているかもしれません。また、ゲーム開発はチームで取り組むものなので、全体の調和を考えて演奏に臨む吹奏楽と共通するところはあるように感じています。

取材日:2025年1月
※掲載内容は、取材日時点の情報となります。