プロダクトデザイナー

将来はデザインパートの リーダーとして スケールの大きな 仕事に挑戦したい。

M.H

デザイン部 
2020年入社

入社の経緯と
現在の仕事

namco秋葉原店(ゲームセンター)の
ビル外観や広告動画のデザインを担当。

小学生の頃、図書館で家具の本を見てデザインの魅力に目覚めた思い出があります。高校からデザインを専攻、専門学校ではデザインのいろんな分野を学びました。多くの人はグラフィック、ファッション、プロダクトなどの専門分野を活かして就職先を探すのですが、私の場合、デザインの分野を限定せずに幅広くいろんな分野を手掛けたいと思っていたので、それが叶えられる就職先がなかなか見つかりませんでした。そんな中ようやく見つけた会社が、バンダイナムコアミューズメントラボだったのです。もうここに入るしかない!と思って応募しました。
入社後はプロダクトデザイナーとして、製品やその広告、製品が置かれる施設など幅広い分野のデザインを担っています。秋葉原駅電気街口にある「namco秋葉原店(ゲームセンター)」のビル外観やプロモーションムービーは、私がデザインを担当したもので、開店した時はお客様が入店される様子を見て感動しました。

印象的なエピソード

「目に見える全てのものには理由がある。その理由を考えよ」
上司の教えがスキルを高めた。

入社2年目となり、そろそろ一人前のデザイナーとしてアイデアを出していきたいと考えていたのですが、デザインコンセプトに沿ったアイデアがなかなか出せず、もがいていた時がありました。上司に相談したところ、「目に見える全てのものには、必ず何か理由がある。その理由を考えていく訓練を積むとよい」とのアドバイスをいただきました。私たちの仕事は自分の思い描くデザインをわかりやすく人に伝える必要があり、そのためにイメージを言語化する必要があります。上司のアドバイスをもとに意識的にトレーニングを積むうちに、だんだん言語化できるようになりました。今まで気にも留めていなかった日常でよく目にするものでも、そのデザインの細部まで分析し、「なぜこのデザインなのか」「私だったらこうする」などと考えるようになりました。何気なく“お洒落”とか“格好いい”とか言いますが、感覚的に感じること全てに理由を見いだし、それを言語化して説明できる方法を学んだことで、デザインを提案して納得してもらう技術を身につけることができました。

Schedule

  • 8:30
    通勤

    自宅最寄り駅からオフィス最寄り駅まで通勤

  • 9:30
    始業

    始業連絡をし、メールや今日の各会議内容をチェック

  • 10:30
    作業

    ポスターやアイデアスケッチなどの
    デザイン物を作成する作業

  • 12:00
    昼食

    お弁当を持参して自席で食べる。
    休憩エリアに集まってゲームをしている人もいる

  • 13:00
    打合せ

    上司やプロジェクトメンバーにデザイン物の進捗を共有し、
    意見交換

  • 14:00
    作業

    打合せで出た意見やアドバイスをもとにデザイン物をブラッシュアップ。プロジェクトを複数掛け持ちしているので、他作業も並行

  • 16:00
    打合せ

    社外の方との打合せで、
    作りたいデザイン部品の詳細を説明し、仕様をすり合わせ、
    作り方を決める

  • 17:00
    実験

    デザイン物が意図したように見えるか実験。
    手作りで簡単なモックを作り、見栄えを検討

  • 18:00
    終業

    何もなければ、定時で終業。
    仕事が多い時は残業することもある

今後の目標と
就活生へのメッセージ

誰かと行きたくなるような新しい価値のある
リアルエンターテインメント施設を作りたい。

平日でも休日でも時間があれば、誰かと行きたくなるような新しい価値のあるリアルエンターテインメント施設を作りたい、もしくは携わりたい、というのが目標です。そのためにすでに世の中にあるものと差別化できる価値について考えて、提案に採り入れるようにしています。具体的には、お客様像を明確にして、その人たちに喜んでもらうにはどうすればよいのかを考えています。どんな分野でも見た目だけでなく、裏付けのある提案にまとめられるスキルを身につけて、将来はデザイナーのリーダーとして、複数人をまとめながらスケールの大きな仕事に挑戦したいと思います。
入社を志望する方に期待することは、「こんなことをやったら楽しいかな?」とか「あんなことをしたら誰が喜んでくれるかな?」といったことを想像したり、妄想したりするのが好きであること。そんな方とぜひ一緒に仕事がしたいです。

MyPortfolio

学生時代は、「こんなものがあったらいいな」という思いで作品を作っていました。卒業制作では、お風呂掃除が苦手だったので、“お風呂の自動掃除機”を制作しました。浴室メーカーのショールームを何軒も訪問して、浴室の規格を計測していました。相当怪しまれていたに違いありません(笑)。この作品で母校のプロダクトデザイン分野の最優秀卒業生として表彰を受けたことを、今でも自慢話にしています(笑)。

取材日:2025年1月
※掲載内容は、取材日時点の情報となります。